1985-11-28 第103回国会 参議院 建設委員会 第2号
事実、政府機関の皆さんに聞きましても、今の、土砂が流れ落ちてくる、例えば富士山の源頭部の補強工事、下のいわゆる堰堤とか潤井川の堰堤、こういうものはよくできています。非常によくできています。これは昭和四十七年の災害からこれをやったわけでありますけれども、直轄の河川としてやっているわけであります。
事実、政府機関の皆さんに聞きましても、今の、土砂が流れ落ちてくる、例えば富士山の源頭部の補強工事、下のいわゆる堰堤とか潤井川の堰堤、こういうものはよくできています。非常によくできています。これは昭和四十七年の災害からこれをやったわけでありますけれども、直轄の河川としてやっているわけであります。
建設省におきまして砂防工事を実施しております大沢は、富士山の西の斜面に位置しておるわけでございまして、潤井川という川になりまして田子ノ浦港に入る、こういう川でございます。
最後に、富士山の砂防事業についてでございますが、大沢崩れは絶え間なく崩壊を続けており、出水時に流出する砂れきは、潤井川河口の田子ノ浦港にまで及んで、河川施設、道路等に大きな被害を与えております。
もしとっておけば、たとえば昨年十月のこの弓沢川、潤井川、天間沢川等の水害は防げたというように十分考えられるわけですけど、その点はどうだったでしょうか、反省はおありじゃないんですか。
○国務大臣(斉藤滋与史君) 芝川関連でございますけれども、大沢崩れとあわせて潤井川と芝川は一体の、二本ではありますけれども、流域災害等々から見ると一体として考えられるべき芝川水系ではなかろうかと思います。したがって、今後の課題として潤井川と同様にやはり芝川対策については考えていかなければならないのではなかろうかと思います。
○勝又武一君 いわゆる大沢対策のうちの潤井川水系と芝川水系とがあるわけでございまして、潤井川水系の方がほとんど完備をしているのに比較をしますと、芝川水系、いわゆる芝川筋の方は大分おくれているわけですが、大臣にお伺いしたいんですが、芝川筋の砂防対策、直轄事業としての施工につきましてひとつ潤井川筋のように今後施工されたいというように考えるわけですが、この点はいかがでしょうか。
この三ヵ所が大沢崩れに関連をして、潤井川の改修では一番急がれていることであります。おかげさんで星山放水路ができましたから、下流の方は多少の豪雨でも救われるという状況になりました。 いずれにいたしましても、当面この三ヵ所について、地元で非常に要望が再三されていると思いますが、この対策についてあと何年ぐらいでやられますか。
○栂野政府委員 まず、潤井川の砂防事業でございます。これは昭和四十四年度から直轄砂防事業ということで、現在鋭意事業促進を図っております。 それで、この砂防事業の内容は、大きく言うと先生おっしゃいましたように二つに分かれる。一つが、大沢崩れで一気に出てきた土砂を、大沢扇状地において、ここに貯砂地的な地形的な広場がある、ここで一時ためる。
それから、潤井川あるいは弓沢川でございますけれども、これは静岡県を流れております河川でございます。潤井川につきましては、現在、昭和四十七年から工事を着工しております。その前には昭和十四年から二十三年の間にかけまして砂防工事をやっておったわけでございますけれども、四十七年からまた再開いたした。
あるいは小潤井川の地域でもそういうところがありますね。それはそこにもう人家がないところなんです。そこは人家がないから手をつけない。こういう状態ですから、そういうところに手をつけていくと流れはスムーズにいくと思うのですね。ですから、せっかくの御答弁ですから、ぜひひとつそれは検討していただいて、同時にやられてもわずかの距離だと思いますから、これはやっていただきたいと思います。
それから、もう一本の小潤井川でございますけれども、これにつきましては、すでに小規模改修ということで鋭意改修をやってございます。今後ともその促進に努めてまいりたいということで、国の補助事業としてやっておる次第でございます。
あそこには六河川入っていますが、滝川とか和田川とか小潤井川、それから田宿川、このうち滝川と和田川というのが災害特別法の助成事業を行われるようになったようであります。 実は田宿川と小潤井川と和田川というのは、合併前の旧吉原町といいますか、繁華街を流れている川です。その中で真ん中の和田川だけは災害の改修事業として行われますが、両方の田宿川と小潤井川というのはやられておりません。
それと同時に、潤井川の下流地域におる二十五万の市民の安全ということから考え、あるいは国土保全、また麗峰と言われている富士山を守るということから言っても大変な工事になると思います。したがって、そういう意味を含めて崩落区域の防災工事と国土保全の投資というものは惜しんではならない、私はこのように思うわけです。
○高橋(繁)委員 潤井川全体が指定区間あるいは星山放水路から上流が指定区間か、その辺のこまかいことについてはどうなんですか。
次に、河川局長にお伺いをいたしますが、静岡県の富士市の潤井川、これは最近河川審議会で一級河川に昇格をされるということが決定をいたしました。そこでこの潤井川の件について若干質問いたしたいと思います。 建設省の努力で星山放水路は完成をいたしました。
また、それに伴っての災害、まあ建設省の努力で潤井川に今度災害のための星山放水路をつくっていただいて、つい最近それが開通をいたしました。
ほうっておきますと、出水ごとにこれが下流の潤井川の下流に流れてまいりますので、そうしますと下流に災害が起こります。この災害を防止できるように、この扇状地内ですべて処理をしたいということを考えておるわけでございます。 そこで、この研究といたしましては、森林地帯による土石流の勢力の減少というふうなことも新たな課題でございます。
したがいまして、これが開通いたしますと、いわゆる田子の浦港に対する災害対策については相当の効果があるし、富士市に対する潤井川の防災対策は、ほとんど万全を期せられるだろう、こういうことでありますけれども、扇状地と、それからこの放水路の間が非常に危険個所がたくさんあります。
泥流は潤井川を経て二十五キロメートル下流の田子の浦港にまで相当量の土砂を堆積させて、港の機能は完全にストップされたという事実があるのであります。また、続いて五月五日あるいは六月八日、七月十二日と集中豪雨等がありまして、この年には約百万立米に及ぶ土石が扇状地に押し出しまして、潤井川沿線の住家や河川、田畑等に多大の被害をもたらしましたことは、すでに御案内のとおりであります。
私、大沢くずれを初めて見まして、その下流地帯、潤井川——さいの川原というものはこういうものだという感じがしたわけでありますが、この川の下に富士宮市があるわけですが、もしこれがいま少し大きく洪水でも出たらどうなるんだろう、下に住む人たちの気持ちははかり知れないほどの心配があるだろうという感じがいたしました。
○勝澤委員 次に、潤井川の改修については、現在星山放水路の開削が進められておりまして、これが完成いたしますと下流部の治水効果に大きく寄与すると思われますが、これの上流部についてはまだ着工されていない。この上流部についての改修はどのように進めていくつもりか、また完成はいつごろになるのか、その点についてもお伺いいたします。
○松村政府委員 潤井川につきましては、現在御承知のように星山放水路、これの開削を重点にいたしまして鋭意進めておるわけでございます。この潤井川の星山放水路につきましては四十八年度、今年度には完成させる見通しがついてございます。
○松村政府委員 大沢くずれに関連いたしまして起こりました災害につきましては潤井川水系の災害でございますが、これの災害復旧の状況と、今年度の工事計画それから見通しにつきまして申し上げます。
○松村政府委員 潤井川は現在河川法上の二級河川でございますが、いま中小河川事業としまして星山放水路、これの掘さくを鋭意進めておるわけでございます。これは四十八年度中に完成させたいと考えておりますけれども、この放水路ができますと、潤井川も富士川水系ということは考えられるわけでございまして、富士川水系として一級河川への昇格、こういうことについて検討して実現するようにしたいというふうに思っております。
あの潤井川は現在二級河川であります。しかしながら、大沢くずれを源とするところの土砂の流出あるいは雪しろの大量流出が、下流の河川に大きな被害を起こしているわけです。ということを考えますと、この潤井川を一級河川に昇格すべきである、私はこのように考えますが、局長はどうお考えですか。
下流部等にはこれは潤井川の河川の閉塞の問題とか、いろいろございますが、閉塞等につきましてはいずれも全部五月一日、五日の分についてはすでに処置を終わっております。基本的にはやはり潤井川の河川改修、それから、星山放水路というのをやはり計画をいたしております。これが一番下流にとりますればきめ手になるのじゃないかと思います。
それから特に補助事業について潤井川と星山放水路の完成という問題を取り上げて、ここに私ちょっとこまかいものを持っておりますが、地元の補助事業の被害約五千五百二十万という数字を出しています。この点についての推進の問題についてどう考えておられるのか。 もう一点は上井出を中心にして今度も避難の命令を出したようです。市が独自にですね。
なお、非常に火山灰等、微粒の土砂を伴っておりますので、そういったものは一部潤井川を通りまして田子の浦まで達しておるということでございます。
どうかひとつ前向きな態度で取り組んでいただきたいということをお願いしまして、最後に潤井川の埋没土砂のしゅんせつ費、これについては、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の適用があるのですか。
○川崎政府委員 大沢の全体を見ますと、いわゆるかなり上流部の源頭部とか、あるいは岩樋と言っておりますが、そういった部分とか、いわゆる富士山の頂上に近いところからくずれてくる分と、それからこれが一たん扇状地に入りまして、少し勢いが弱まるわけですが、やはりかなりの流量と土石を伴ってこれが下の潤井川に流れてくるわけでございます。
○小川(新)委員 それでは次に移りますが、潤井川、これは二級河川でございますね。この改修については直轄として、早急に本川の改修または土砂流の撤去、これが考えられませんか。
○藤原房雄君 で、この潤井川の本川改修ですね。この本川改修を直轄で早期に着工できないかどうかという、この点についてはどうでしょうか。
○政府委員(川崎精一君) 潤井川の治水につきましては、これはやはり大沢に源を発しておりまして、今回の大沢くずれ、こういったものを無視するわけにはまいらないわけでございます。
○藤原房雄君 いずれにしましても、この雨季を控えまして扇状地近くの開拓部落の方々、それからまた潤井川の沿川の住民の不安というものはこれは非常にたいへんなものだろうと思います。いろいろ調査をし、対策を講じたようでございますけれども、特にお聞きしたいのは、潤井川河道の埋塞状況ですね、これはどうなっておりますか。
それからなおもう一点は、いまお話しのありました扇状地から下のところの潤井川が非常に掘れて同時に下流のほうに土砂が逆に堆積をして、したがって、下流の土砂堆積の場所については、今後水が出てきた場合に、今度はそれがはんらんをするのではないかというような心配も出てきて、下流の潤井川の土砂の排除というようなものを考えると同時に、ここに星山放水路というのがあるわけでありますが、これをひとつ早く完成をしたい。
そこで、私は申し上げますが、第一は、駿河湾汚染防止については沼川、潤井川などの自然流水の排出口だけは残して、「田子の浦港の港口を閉鎖し、港内にたまっているヘドロのこれ以上の駿河湾への流出を防ぐこと。」というのが第一ですが、これに対する長官のお考えはどうでしょうか。
したがって、現行法に立脚をして考えた場合に、たとえば田子の浦のような場合でも、駿河湾のほうに向かって一万メートル、と同時に潤井川とかあるいは沼川とか、こういう川の上流に向かって一万メートルの水域までは港則法が働いていくわけですね。
この資料で、沼川と潤井川その他の河川全部出ておりますが、あそこに関係のある沼川、潤井川の汚濁の状況、川の末端のところの汚濁の状況の数字が発表になっている。これをちょっと見まして、びっくりしました。たとえば沼川の場合、BODが三八五PPMですね。潤井川のほうはずっとそれより少ないですが、それでも四八・六PPMです。それからCODは、沼川が二五三・六PPM、潤井川は九〇・七PPM。